こんにちは。まるなな(@xx_maruchan_xx)です。
今日は、ソロ車中泊ちょい旅をしてきました。
2週間も登っていないので「ちょっと遠くでサクッと登れる山」というわけで、ニセコのイワオヌプリに登ってきました。
イワオヌプリとは
北海道虻田郡倶知安町と磯谷郡蘭越町とにまたがる標高1,116 mの活火山である。ニセコ連峰東山系に位置し、ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に属する。山名はアイヌ語で「硫黄の山」を意味する。ニセコ連峰の中で最も若い火山であり、山肌は硫黄の結晶や火山礫に覆われている。
標高1116mと高いのですが、登山口が750mくらいなので初心者向きの山だと思われます。登山口の近くには、インフォメーションセンター、五色温泉、ニセコ野営場もあったりして個人的にはとても好きな場所です。
登山口
冬季間は道路が通行止めで、小樽方面から向かう場合、国道5号線→道道604号線の花園経由の道路は使えません。倶知安→湯元温泉経由の道道66号線を使う必要があります。
五色温泉インフォメーションセンターが除雪の最終地点になっており、インフォメーションセンター駐車場に車を止め出発です。(インフォメーションセンターのトイレは使えません)

▲五色温泉インフォメーションセンターのトイレ

▲五色温泉インフォメーションセンターも雪で埋まっています
道路があるはずの場所には、高く積まれた雪が…なんだか不思議な感じ。

▲夏はここから先も道路がつながっています

▲雪の上から見た道路
雪の壁をよじ登っていくと、だだっ広い白の世界!!もちろん道路の上です。

▲道路の上です

▲30kmの標識
30キロの標識もこの高さ(笑)
この30キロの標識を右手に入っていくのが、冬道コースらしい。
山頂へ
ザクザク登ります。ほぼ直登。

▲この左側の坂を上ります

▲登り中。写真でみるより急です
白くてだだっ広くて、目印らしきものやピンクテープなどはありません。霧とか吹雪なら道に迷うかもね。ちょっと風があるので、耳が冷たい。フードをかぶれば凌げるレベル。
直登中、振り返るとこの景色!スキーがあればどこまででも行けそうな気がするね!

▲坂の途中で振り返るとアンヌプリが見えます
雪はザラメ。ツボ足では行けないこともないけど、雪解けで踏み抜きしそうなのでスノーシューあった方がいいかも。(実際、踏み抜きました)

▲雪の状態

▲ツボ足だとこのように踏み抜いてしまいます
火山礫のせいか、雪は結構黄色く汚れた感じです。スキーだと失速しそうな気がする。
頂上付近にはもう雪はありません。最後の登りは火山礫の上を歩きます。

▲直登を登り切ったところ

▲さらに登るとそこは頂上です
山頂到着

▲イワオヌプリ山頂
休み休み登りましたが、1時間ほどで山頂です。御鉢一周とかした方がいいのでしょうが、それは次の楽しみにとっておきます。
ニセコアンヌプリが綺麗です。アンヌプリの陰になってて羊蹄山は見えないんだな(笑)

▲ニセコアンヌプリがすぐ近くに見えます

▲山頂はわりと広いです
高曇りで、そんなに陽射しも強くないし青空ではないけど、遠くまで見渡せ風もなく良い天気でした。
山頂でお菓子を食べコーヒーを飲み、ボーっとするのが大好き!こんなに風もなく寒くもないので降りたくなくなっちゃうなぁ。
スキーでここ滑れたら楽しそうだな。
下山
1時間半も山頂にいたけどそろそろ降りなくちゃ。
直登したところが想像以上に急で、もうお尻で滑った方が安全なレベル!
お尻で滑りつつ、スノーシューの縁をエッジに見立てスキーのように速度をコントロールする技を身に付けました(笑)

▲お尻の跡(笑)

▲目印も何もないただただ広くて白い。道に迷いそう
きっと真冬にスキーで来たら楽しんだろうな。そんな風に思わせてくれる山でした。
天気が良い日は、初心者でもバックカントリーが楽しめそうですね!
AR山1000
AR山1000というiPhoneのアプリ。
かざすと山の名前のラベルをつけてくれたり、自分が向いてる方向の地図なんかを表示してくれるアプリ。
有料だけどちょっと楽しい
YAMAP(ヤマップ)
コース時間等の詳細情報はヤマップをご覧ください。
ひとり言
うーん。私バックカントリーしたいわけじゃないんだけど、やっぱり山スキー買わないとダメかなぁ。
スキー滑れるのに、歩いて下山ってなんかもったいよね。でも高いんだよなぁ…。
いっそのことテレマークに転向する?(笑)