まるなな
ガスでご飯炊くのって難しいと思ってませんか?
メスティンと固形燃料で『ほったらかし炊飯』という方法もありますが、ご飯のためだけに固形燃料を用意するのも面倒だし、炊き上がりまで時間かかるし、それでも失敗する時は失敗します。
実は、ガスでご飯を炊くって手間もかからないし、すごく簡単で固形燃料や電気で炊くより早く炊けるんです。
私も、最初ご飯の炊き方をネット検索しましたが、なんだか色々な炊き方があってなんだかよくわからない(笑)
「匂いや音を合図に…」という記述もあったりして、匂いや音なんて嗅いだ事も聞いたことないからわからんって思ってました。
ここで説明するのは、
- 五感に頼るアナログな炊き方でなはない
- 誰がやっても同じように炊ける
- 鍋を見張ってなくても炊ける方法
- 覚えやすい水量と炊き方
車中泊やキャンプグッズで、ガスで簡単にご飯を炊こうというものも発売されていますし、「サトウのごはん」のように湯煎をする方法もありますが、絶対鍋で炊いた方が美味しいです。
今回は初心者でも失敗しないご飯の炊き方を解説します。
記事の最後に、YouTubeで炊き方動画も載せていますので、文字だけではわかりにくい場合の補足になると思います。
ガスでご飯を炊く4つの手順
ガスで炊飯は4つの手順をするだけ!
ガスでのご飯の炊き方(1合・2合の場合)
- 米を30分以上水に浸す
- 強火で3分かけ沸騰させる
- 弱火にし(1合5分・2合7分)火にかける
- 火を止め10分蒸らす
・車内やテント内での火気の取り扱いにはご注意下さい
・鍋はフッ素加工など焦げつきにくい鍋が片付けが楽です
基本はこれだけで炊けますが、ポイントもあるので、次で詳細を解説します。(2合以上炊いたことがないので、基本1合と2合で書きます)
手順①『米は30分以上水に浸す』
必ず水に30分以上浸しておいてください。
お米は、朝ごはんなら夜寝る前に仕込む。
キャンプなら出発前やキャンプ場到着後、テントを貼る前にやBBQのセッティング前に浸せばOK♪
浸水時間は、長ければ長いほど失敗しにくいです。(長すぎて水が腐るほどはさすがにアウト(笑))
30分間浸水してほしいですが、時間がなければ15分でも炊けます。その場合、少し芯が残るかもしれません。お湯で浸水なら15分に短縮できますが、30分の浸水時間は欲しいです。
私の場合、キャンプなど出かける前に自宅で、ジップロックスクリューに無洗米と水を入れて浸しておきます。(たまに横にすると水漏れするのでビニールに入れておいた方が安全)
米を研ぐ手間を増やしたくないなら、無洗米が楽です。
手順②『強火で約3分』
火をつけたら強火にして2分30秒でタイマーをセットします。
3分間火にかけると、沸騰してきます。
私の感覚では、 1合で約2分30秒も2合でも約3分で沸騰 しますが、ガスコンロや鍋により時間は多少前後します。
ここで大事なのは、「沸騰させればいいだけ」なので、3分待たずに沸騰してしまったら弱火にしてOK。
沸騰してるかわからない場合は途中でフタを開けても大丈夫です。ブクブクしていればOK!
手順③弱火にする
沸騰してきたら弱火にして、1合は5分、2合なら7分火にかけます。
弱火ってどれくらい?極弱火?中火より弱い感じ?と私は思っていましたが、中火より弱くしてくれれば、大丈夫です。心配なら極弱火でもいいです。
弱火の目安は 鍋底に火が当たらない状態をさすようです。
屋外だと 火が見えない ことがあります。
出来れば事前に 弱火はこれくらい という、感覚を確認しておいた方が失敗が無いと思います。
ガス炊飯でよくある失敗の原因はだいたいこの2つ。
- 弱火なのに火が強すぎる
- 風が強い
火が弱くて、火が通ってないや固い場合は、水を大さじ1杯ほど加えて、もう少し追加で炊けば軌道修正できますが、火が強すぎて焦げてしまうと修正できません。
また、屋外で炊く場合、風が強すぎたり寒すぎて火が安定しない場合も失敗しやすいので、風防を使い、風で火が流れないようにします。
手順④10分蒸らす
火を止める、10分蒸らします。(冷めないように保冷バッグに入れるのがオススメ!)
出来上がり!
10分間の蒸らしが終わったら、かき混ぜて余分な水分を飛ばしてください。そのまま放置するとカチカチになります。
今回は、こちらのユニフレーム ライスクッカーミニDXでご飯を炊いています。
一応3合炊きですが3合炊くとあふれそうなので、2.5合炊きといったところでしょうか。
この鍋の良いところは『縁が深く吹きこぼれしにくい』ところですね。沸騰すると『カタカタ』と音を立てるので目安になり入門編にはとても良いと思いますが、水の量や浸水時間などで、このカタカタ音が鳴らない場合があります。
ライスクッカーミニDXは便利ですが、この鍋でないとこの方法で炊けないというわけではありません。
他にも以下の一般的な小鍋やキャンプ用クッカー(コールマンパックアウェイソロクッカーセット・パックアウェイクッカーセット)、メスティンでも、全て同じ方法で炊いていますが、どの鍋でも同じように炊くことができます。
保冷バッグ
100円ショップなどで購入できる『保冷バッグ』が重宝します。
寒い屋外でもご飯を保温でき、ご飯が冷めず温かいままご飯が食べられます。
鍋肌が熱いため『保冷バッグ』に入れた方がご飯をよそいやすいです。
ガスコンロ一つしかない時にも他の料理を作った後の保温にもなるのであるとかなり便利。
ジップロックスクリュー
移動中に浸水する場合は、『ジップロックスクリュー』が便利!
浸水意外にも、残ったご飯や汁物を保管しておけるので便利です。倒しっぱなしにしておくとたまに漏れるので念の為、ビニール袋などに入れた方が安全!
しゃもじ
まるなな的忘れ物ナンバーワンです(笑)
ないとその偉大さがよくわかる。これも100円ショップので十分ですが、コンパクトになるユニフレームのミニしゃもじを使っています。
キッチンタイマー
スマホのタイマーでもOKです。
iPhoneなら「ヘイSiri5分測って」、Androidなら「オケーGoogle5分測って」と言えば測れます。普段使ったことのない方は是非試してみてください。便利ですよ。
でも、キッチンタイマーもあったら便利!100円ショップので十分です。
まとめ
タイマーを使い時間を測れば音や匂いを気にしなくても炊けます。炊飯に慣れたら音や匂い変化にも気がつくでしょうが、初心者には難しいです。
時間や火加減・水の量はあくまで目安なので、ガチガチに神経質にる必要はありません。
鍋やコンロ・気温・風・米を浸す時間・好み・によって変わってくると思いますので、多少前後しても問題ありません。
ガス炊飯で失敗する一番の原因は火が強すぎること。
という事を忘れなければ、そんなに大きな失敗をすることはありません。
慣れも多少は必要なので、いきなりキャンプ場で本番ではなく、自宅で練習をしてみた方がいいです。
キャンプや車中泊で、温かいご飯炊ければレパートリーも増えるし、炊きたてのご飯があるだけで、すごく満足感が高いです。
北海道の大規模停電の時も、おにぎりやパンを買い求め店に並ぶ行列を横目に、私はいつも通り炊きたてご飯で普段と同じ食事ができました。
普段からガスで炊けるようにしておけば、何も慌てる必要はないので、災害対策を兼ねガスコンロやガスボンベを用意しておくのがオススメです。
【YouTube】炊き方の動画
YouTubeに動画もあげていますので、文字ではわかりにくいこともあると思うので、ご覧いただければ(ついでにチャンネル登録いただくとモチベーションが上がります(笑))と思います♪
まるなな
遅レスにて失礼します。
はじめまして。
僕の炊き方も紹介させてくださいまし。
出来ればつけ置き30分。
火加減は弱火で10分、それくらいで沸騰するのでそうしたらとろ火で10分です。(1合なら水は200cc とろ火にしてからは8分くらいでイイかも。)
書いちゃってイイのか悪いのか、NGだったら削除してください。
某、SNSの車ナントカで拝見してました。
なんか、組織が変わっちゃってさみしいですネ。
まるななさんもお見かけしなくなっちゃって。(涙
はじめまして!コメントありがとうございます。
最初は弱火という方法もあるんですね。もし火があまり強くなくても炊けるということがわかりました♪ありがとうございます。
某SNSって最近非公開グループになったfのところですかね?mのところですかね?
本当は書きたいのですが、ブログの宣伝目的みたいになって迷惑かな?と思って自重していました(笑)
たまーに需要ありそうな記事は上げていくつもりですが、でも私のことを覚えていてくれてる方がいたなんて嬉しいです♪
こん**は。
僕は10分くらいかけて沸騰するのが良いかと思って、弱火でスタートしています。
某SNSはfのところです。
物を売ってるわけじゃないし、ライフスタイルなのでOKかと。
今はRSSリーダーに登録してコソッと見ています。w
可愛い猫ちゃんの登場をお待ち致しております。
おかげさまで美味しいご飯が炊ける様になりました。
ありがとうございます!
この通りにやればどれで炊いても、誰が炊いても失敗はしないはずので、お役に立てて良かったです!