まるなな
日本で一番早い紅葉は、北海道の大雪山です。9月に入りチラホラ紅葉の話題も上がってきています。
まるななが、初めて山に登ったのは2016年9月。日本一早い紅葉を見るため北海道で一番高い山で大雪山系の『旭岳』でした。
「登山なんてやる人の気がしれない!なんでわざわざ疲れるのに登るの?」と思っていた頃に、初めて登山らしいことをした時のお話です。
初めての登山で感じたことと、気をつけたいところ、北海道の紅葉時期の登山の装備についても後半に書いていきたいと思います。
2016年9月中旬(今から3年前)
夏に標高311mの幼稚園児でも登れる三角山に登りましたが登山らしい登山は、まるななにとって『旭岳』が初めてです。
なぜ旭岳にしたかというと、「テレビの紅葉中継でよく見るから」というだけの理由。
今考えれば、いきなり登るにしてはちょっとハードルが高いような…(笑)
登山の朝は早いです。旭岳ロープーウェイは朝6時から運行開始です。(季節や曜日によって異なりますので、下記リンクを参照ください。)
紅葉の季節が一番混雑するので、前日は駐車場で車中泊をしましたが、夜はトイレがないのであまりオススメできません。
この日の入浴場所は、「旭岳温泉ホテルベアモンテ」源泉かけ流しのお湯はとても濃い感じで肌にもよさそう!お風呂もホテルも高級な感じで、いつか泊まってみたいな。
お風呂を上がったときは、すっかり日も落ちてましたが、さすがは日本一早い紅葉の旭岳。
寒いです!!(´⊙ω⊙`)
9月なのに、「もう冬なんじゃないだろうか?」と思うくらい寒いです!!駐車場で隣になったおじさんは「寒いから夜エンジンかけるけどいいかな?」と聞かれましたが、死なれても困るしダメとは言えなかったです。
紅葉になるくらい寒いんだからちゃんと準備してきてよね!!
エンジンかけっぱの車中泊は、地球にも周りの人にも迷惑かかるからダメですよ。しっかり防寒対策してくださいね。
姿見駅スタート
翌朝、ロープウェイに乗り姿見駅で降り、そこから旭岳頂上を目指します。
展望台からの景色を眺めつつ、旭岳石室を通り、いよいよ本格的な登山道になります。
岩ゴロゴロです。
山広すぎです!広すぎて、写真では伝わらないです。
登ってる最中は、ずーっとこんな景色が続きます。広すぎるし、景色もあまり変わらないので登ってる気はあまりしません。
普段運動もしない私は遅く、後ろから来た人にじゃんじゃん抜かれてしまいます(笑)着実に一歩一歩頑張りますが、頭の中はこんな感じです(笑)
いやさ…運動神経はないし、元々体力のない人間が、いきなり山登るとか無謀だったんじゃない?若いふりしてるけど、もう気力でどうにかなる歳でもないのにさ。
登れど登れど、あまり景色変わんないんだよね。
今目の前に見えている目標の岩はなかなか近づかないし、股関節は痛くなるし。。。
途中荷物を持ってもらって、一歩一歩。
いつ着くの?今何合目?
こればっかり考えていました。
天気はあまり良い方ではなかったので、上に行くたびに視界も悪くなるばかり。
朝一で登った人は降りてくる人もいるし。
じーちゃんばーちゃんには抜かされるし。。。
でも、せっかく来たからには最後まで登りたい。でも股関節痛い。
やっと頂上!!!
人生で一番頑張ったかもしれない!(大袈裟)
でもあんまり天気よくない!!
よくやった!私!!
そしてとうとう念願の山ごはんです。
私はこれがしたくて山に登ったといっても過言ではありません(笑)
鉄板のカップヌードルとおにぎりです!
もう煮すぎてクタクタになっちゃいました(笑)
でも、おいしんだよなー!
みんなが言う「山でカップ麺」は最高に美味しかったです。
ご飯を食べ終わったころ、何やらもぞもぞしてる人がいます。
なになに?
見ていると、やたらとデカくて紐がいっぱいついた布を取り出しています。
パラグライダー?!
旭岳を自力で登り帰りはパラグライダーで下るんだそうです。
なんと効率的な!!
頂上にいる見ず知らずの登山者達がパラグライダーを広げるのを手伝っています。
これって誰かいないとできないやつだよね(笑)
紐が何かに引っかかったり、よいタイミングの風が吹かなかったりで10分くらいチャレンジしてましたが、「いってきます」の言葉を残しパラグライダーおじさんは飛び立ってしまいました。
かっこいいなー楽しそうだなー!
おじさんはこんな景色の上を飛び立っていきました。
山頂の雲は厚かったですが、時々晴れ間も覗いて遠くの山々も見えました。
今年は9月でも暖かい日が多かったので、まだ紅葉ではないところも多かったけど、緑や黄色、赤の絨毯が広がっている景色はとても美しかった。
次は、もっと天気の良い日にリベンジしたいです♪
ピーク達成おめでとうございます!
テントむしさんもきっと褒めていますよ。
この記事を読んで
昔の自分を懐かしく思い出しました。
コメントありがとうございます。
テントむしさんにも褒めて欲しかったです。
この頃はテントむしさんは、まさか北海道に来ることを予期してなかったでしょう。