「今年の冒険はどこにしよう?」
天気をみて、決めたのは前々から考えていた
「黒岳の石室に泊まりたい!」
旭岳から登って、お鉢を歩き黒岳石室まで行く冒険をしてみたお話。
前回は、旭岳の頂上へ着いたところの記事は下からどうぞ。
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2017年8月19日(土)
12:47 旭岳頂上から間宮岳へ出発
旭岳頂上で、カップヌードルチリトマト味とおやつで元気をチャージした後は、いよいよここからが本番!
登ってきたところとは、別のところから降り、まずは間宮岳を目指します。
ここは既に北海道で一番標高が高いところ。
ここから、大雪山系を縦走し黒岳まで行きます。
ポコポコと見えるお山は、2000m近い山の頂上だらけ!
ボーナスステージです(笑)
まずは、旭岳の裏側を下るのですが、ここが急です。
しかも、雪が残った雪渓状態。
アイゼンは必要ないけど、急だから怖い。
お尻で滑るにも、急なので勇気がいる。
これを逆方向に行って、旭岳は登りたくないな。と思うレベル。
遠くの方に、オレンジ色のテントが見えます。
ここは、旭岳のテン場(テントが張れるところ)水場もあるけど、ここに一人で泊まるの怖くないのかな?
下ったら今度は、間宮岳に登っていきます。
ここも思ったより思ったより急な登り坂。
せっかく、休んだのにもう疲れたよ。
それにしても、広すぎる!!!
そして、どこを切り取っても絵になるよ!
ここですれ違ったのは、2組ほど。
ここから黒岳まで先が長いのに、2組しかすれ違わないなんて、かなり不安になったので、後ろから追いついてきたおじさんに話しかける。
おじさんは、下見で間宮岳までなんだって。仲間かと思ったのにちょっと残念。
13:39 間宮岳(2185m) 山頂
間宮岳では、話しかけたおじさんを含めて3組ほど休憩していた。
この間宮岳がお鉢の始まり。
間宮岳から下の方には、火山口の名残である有毒温泉がある御鉢平が広がっている。
その山々の稜線づたいをずーっと歩いていくのだ。
間宮岳→荒井岳→松田岳→北海岳→黒岳石室
なのでこのボーナスステージを歩くだけで、間宮岳を含め4山の制覇が出来ます(笑)
私は、遅くても4時までには黒岳の石室に着いていたいので、間宮岳では5分ほど休憩をし稜線沿いに歩いていきます。
ここからは、かなり楽で多少のアップダウンはあるものの、なだらかな道をどこまでも歩いていく。
それにしても…
広ーーーーーーい!
遠くに人がすっごく小さく見えるね!
そして旭岳の曇り空は、なんだったのかというほどの晴天!
でも、やっぱり2000m級の山々なので雲が近いよね。
ラピュタの景色みたい♪
ここは北海道なのか?それともこれが北海道なの?
外国に来たみたい!!
自分の知ってる北海道ではない、初めて見る景色!
13:49 荒井岳 山頂
ここも山頂なの?特に看板もない。なんだか丘っぽい。
感動は少ないので3分ほど休憩し、次へ。
14:15 松田岳(2136m) 山頂
ここも山頂。看板はないけど、石が積んであった。
休憩するベンチもあったかも。
14:32 北海岳(2149m) 山頂
ここは、ちゃんと看板もあるしベンチもある。重いザックを降ろし15分ほど休憩。
先に到着しているおじさんの3人組と少しお話をする。
北海岳は分岐路があり、おじさんたちは白雲岳の方へ行くとのこと。
私は初心者で札幌から一人で来たことを話した。
札幌から来たことを言うと「地元だね」って言われた。
札幌の人は、大雪山を地元とは思ってないよ。って思った(笑)
道外なら札幌から旭岳なんて他県の距離でしょ。
東京駅から軽井沢よりもさらに20kmも遠いんだから。
おじさんたちと別れて黒岳の石室を目指します。
ヤマップによると、北海岳から黒岳石室は1時間ほど。
予定の15時半くらいには間に合いそうだ。
稜線は周りの景色が広すぎるので、歩いていてもあまり風景も変わらない。
この景色にもちょっと飽きてきたところだった(笑)
北海岳を下ると、ハイマツ帯になる。
ここまで来ると時間も遅いので、人にすれ違ったり後ろから追いつかれることもない。
熊が出たらどうしようってことがちょっと心配ではあった(笑)
存在感のある鈴をつけているけどね。
広い山では、そんなにうるさくない。
低山ではうるさいくらいなのに。
大きい音の鈴をつけててよかったと思った。
岩がニョキニョキと生えている不思議な山。
遠くから見ると、なんとなく墓石に見えて怖い。
山を下りると、黒岳石室までは川を3本越えなければならない。
山を下ればすぐに着くと思ったけど、疲れからか意外と遠いと思った。
「そろそろ体力の限界なんだろうか」
山を降り3本目の川を越えたところから、また登り。これがこの日一番きつく感じた。
ここを登りきったところで、急に開けて人がたくさんいるところに出た!
15:46 黒岳石室 到着
次回はこちら!
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時間や距離などの詳細情報はヤマップをご覧ください
夏の北海道旭岳→黒岳石室ソロ1泊2日 1日目
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