こんにちは。まるなな(Follow @xx_maruchan_xx)です。
先日、9月2日から1泊2日で大雪山の黒岳石室(読み方は『いしむろ』)で宿泊してきました!
私の休日と天気に恵まれず、今年に入って一度も行けなかった大雪山にやっと行くことができました(*´▽`*)
目次
大雪山系 黒岳
黒岳
北海道上川郡上川町の大雪山系の標高1,984mの山。麓には層雲峡温泉があり、5合目まではロープウェイを使い、さらにリフトを乗り継ぎ7合目まで登ることができます。7合目には登山口があり、約1~2時間ほどの登山で山頂へ。大雪山系では最短で山頂を目指すことができ、初心者でも行ける山です。大雪山という山はなく、北海道の中央高地一帯を大雪山と呼びます。
2017年9月2日(日)
土曜日の仕事が終わってから準備をし出発。
既に0時を回っておりますが、休日の前日なら起きている時間。前乗りで黒岳の麓にある層雲峡には、午前中に到着できればいいかな?という感じ。
今回の目的は登山というより、黒岳石室に宿泊してお酒を飲むのが目的!昼くらいに到着できればいいので、気が楽です。
札幌から層雲峡までのルートは?
札幌→国道275号線→深川IC→比布大雪PA(車中泊)→上川層雲峡IC→層雲峡温泉
さすがに一気に層雲峡まで行くのはしんどそうなので、深川の道の駅で車中泊しようと向かいましたが、いざ到着すると国道沿いでコンビニも併設されているせいか騒がしく深川ICから高速道路に乗り、『比布大雪PA』で車中泊することに。
道央道も旭川を過ぎると、車の台数がぐっと減り『比布大雪PA』(ぴっぷたいせつ)では静かに仮眠することができました。
比布JCTから層雲峡方面は、今のところ高速道路の無料区間なのでありがたく利用させてもらいます。こちらを使うと旭川市内を回避できるので、層雲峡が今までよりもグッと近くなってる気がします。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイ
仮眠後出発!層雲峡のセブンイレブンで最後の買い出しを済ませ、黒岳のロープーウェイ乗り場に到着したのは12時でした。(ちょっとゆっくりしすぎたかな?)
ロープウェイは20分間隔で運行しており、約7分で5合目(標高1300m)まで登ることができます。
5合目のレストハウスには、お土産屋さん、レストラン、トイレがあります。この先には山頂を過ぎ黒岳石室までトイレはありませんので注意が必要です。
レストハウスから5分ほど歩き、リフト乗り場へ向かいます。
リフトに乗り15分で7合目(標高1520m)へ到着です。
スキーでリフトは乗り慣れているものの、10キロくらいのザックを持って乗ることには、慣れていないので乗車と降車はちょっとドキドキします。
リフトに慣れていない方も、予め係員さんに行っておけば速度を落としてくれるので安心ですよ!
7合目から登山~黒岳山頂
7合目ロッジで登山届を記入し、いよいよ登山開始です。
黒岳登山道の特徴
- 黒岳は旭岳とは違い、一本道で迷うことはまずない
- ゴロゴロと大きめな岩と木段で、濡れていることが多く、滑らないように気を遣う
- そこまでなだらかという感じでもないので初心者向きの山とはいえ、本当に初めての方には少しハードかも
- 札幌の藻岩山の慈啓会コースに例えるなら、最後の岩ゾーンが最初から最後まで続いているようなイメージ
- 7合目から山頂までの所要時間は、公式パンフで1時間30分程
久しぶりに重いザックを背負い登ります。
後ほど荷物の詳細は書きますが、おそらく10キロくらいかと。慣れてきたのか無駄なものを持たないようになったかもしれない。
黒岳は山の斜面をジグザクに登っていくので、いつでも絶景が拝めます。
層雲峡温泉を挟んで、向かい側には『ニセイカウシュッペ山』『朝暘山』『屏風岳』などの山々を望むことができます。この日は視界がよく、遠くの方に雌阿寒岳や雄阿寒岳も見えました。
足元を見ると、まだ小さな花も咲いています。これは多分『ダイセツトリカブト』北海道の固有種でこんな可憐な見た目なのに、もちろん猛毒です(笑)
いつもより荷物がちょっと重いせいか、時間はかかってしまいましたが、1時間10分で黒岳山頂に到着!
登っている間は『ニセイカウシュッペ山』方面しか見えませんが、黒岳山頂では表大雪と呼ばれる山々が一気に見渡せ、まさに『カムイミンタラ』(神々の遊ぶ庭)と呼ぶに相応しい絶景が一面に広がります。
もし可能であれば、一度は見てほしい景色です。
山頂には、エゾシマリス?がウロウロしています。餌付けされちゃってるんだろうか?藻岩山のシマリスよりは警戒心が強い気がします。(藻岩山のシマリスは全然逃げませんから)
黒岳山頂でランチ
どんな素敵な景色を前にしても、お腹は空くのである(笑)とりあえずご飯!
予想以上に空腹だったため、夜に食べるはずだったラーメンを昼に食べることに。
今日は、インスタントの袋麺!
北海道限定『屋台十八番 塩担々麺』にカット野菜・玉子・餅をイン!
インスタ映えとは全然無縁の見た目だけど、美味いに決まってる!!!
白菜から水が出ることを想定し、水500ml使うところを400mlで作ってみたが、300mlでもよかったかもしれない。
しっかり完食!(山ではスープは捨てられないので飲むのが普通。塩分補給にもなるし)
こんな風にクッカーが汚れちゃうけど、コールマンの『パックアウェイソロクッカーセット』はフッ素加工なので、ティッシュとウェットティッシュで綺麗になっちゃうよ。(丸洗いできないホットプレートの要領で綺麗にします)
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お腹がいっぱいになったら、いよいよ黒岳石室へ!
~続きます~
こちらの記事は、前後編と持ち物編の3部で書く予定です。
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