まるなな
登山を始め4年目になりました。
山の事、登る事については、まだまだ初心者ですが道具に関しては、なんとなく自分に合うものがわかってきました。
おそらく何年か後「あれもよかったけど、やっぱこっちがベストだ」と言ってるかもしれませんが(笑)
今、現在のお気に入り登山アイテムについてです。
登山道具は基本的に高価が、その中でも安価で品質の良いブランドと言えば『モンベル』ですね。もちろんモンベルも大好きです!
『モンベル派』の私が寝返るほど「何コレ?!すごい!」と思ったアイテムが今回紹介するパタゴニアの『フーディニ・ジャケット』 でした。
今日は、Patagonia(パタゴニア)の『フーディニ・ジャケット』を1年着用したレビューや感想を書きます。
『フーディニ』って本当にいいの?
▼パタゴニア フーディニ(前)
▼パタゴニア フーディニ(後)
まるななのフーディニは、旧モデルのメンズ:Mサイズです。
結論から先に言うと「本当に買ってよかった」便利アイテムです。
存在は知っていたのですが、実際に着てみるまで全く良さがわかりませんでした(笑)
「こんなペラペラ、何着たって同じでしょ?」
人に勧められても「ふーん」みたいなリアクション。
とある山で、少し風が強くなり肌寒く感じました。もちろん防寒着は持っているのですが、防寒着を着るほどの寒さではない。
そんな時、一緒に登っていた貸してもらったのがパタゴニアの『フーディニ・ジャケット』。
着用してみてビックリ!
「なにこれ?ペラペラなのに全然風通さないし、温かいし、でも暑くないし、蒸れない!!」
「ペラペラなのになんで?!!」
確かに、ペラペラなんですよ。ペラペラなのにちょっと高いし。ペラペラなのに!!!
しつこいですね(笑)
触った感じはペラペラのシャカシャカなんですよ。ユニ○ロとかで売ってそうな。
モンベル派の私が、パタゴニアの『フーディニ・ジャケット』を1年着用して感じた、メリットとデメリットをまとめてみます。
『フーディニ』のメリット
▼紅葉登山 大雪山沼の平(2019年9月14日)
- しっかりと防風
- 温かい・蒸れない・暑くない
- コンパクトになる
- 小雨なら防げる
- 冬でも活躍
- フードが嫌じゃない
- 洗濯も簡単!
- ラインが綺麗で街着としてカッコイイ
しっかりと防風
『ソフトシェル』にカテゴリするフーディニの生地は風を一切通しません!
口元にフーディニの生地をあて、蝋燭の火を吹いても火は一切揺れません。
ウィンドウブレーカーとしての仕事は完璧です。
気温は低くないが「風で冷える」という時に、フーディニ1枚羽織るだけで快適です。
温かい・暑くない・蒸れない
当たり前ですが暑い日に、羽織れば暑いです(笑)
上記のように「風があってちょっと冷える」という時、羽織るだけで温かいです。でも暑いというところまではいきません。
ちょうどいいのです!
かと言って、蒸れることもありません。
不思議です。
保温効果はないので、これ以上寒いと感じるのであれば防寒着を着用したほうがよいと思います。
コンパクトになる
▼ポケット部分に収納
▼フーディニは軽量コンパクト
めっちゃ小さくなります!! 登山で小さく軽いって正義!
ちょっと不安だから持って行こうかな?って思えるサイズ。
物を持っていくのに、抵抗のないサイズって本当に大事!
登山だけでなく、旅行や、普通の外出時でも日中は暑いけど、クーラーで冷えるかもしれない、夜は涼しい。という時の予備としてウエストバッグくらいのサイズのバッグでも忍ばせておけるサイズです。
小雨なら防げる
多少の雨なら防いでくれますし、濃霧で湿気が多い場合でもフーディニならOKです!
普段使いでも、急な雨や、雨降りそう?という時でもバッグに忍ばせておくと安心です♪
冬でも使える
夏の登山だけでなく、冬のスノーシューなどのトレッキングでも活躍します。
悪天候ではない日は、フリースの上からフーディニを着用するとちょうどよいです。
フーディニには保温効果はないため、保温効果を狙ってフリースを着用。
フリースは風通しがよいのでフリースでは寒い時はフリースの上に、フーディニを着用し防風効果を狙います。
フリースとフーディニでそれぞれの弱点を補うレイアリングができます。
フードが嫌じゃない
私は、フードをよく使います。
風が強い時、寒い時、小雨が降っている時。
フードによっては、脱げやすい・視界の邪魔・違和感があるという事がありますが、フーディニのフードはかぶっていてもストレスを感じません。
個人差はあると思いますが。
洗濯が簡単!
洗濯も簡単です。普通に中性洗剤でガンガン洗っちゃいます。
もちろん乾くのも早いです!
ラインが綺麗で街でもカッコイイ
残念ながら、これがモンベルにはないところ。
パタゴニアはアウトドアウェアとしてだけでなく、アパレルとして洗練されており着用した時のラインが綺麗でカッコイイです。
本気の登山着ですが、街中で着用しても違和感はないです。(と思う)
もちろん、モンベルも街着としても全然OKなんです!私もモンベルは街中でも着用します。
モンベルは、全体的なラインが洗練されていない印象を受けます。
細身に作って欲しいのではなくて、ラインがイマイチなんだよな…ラインが綺麗になったら最強なんだけどな…。
『フーディニ』のデメリット
▼苫前町 旧三毛別(2019年8月)
- ちょっと高価
- かなりクシャクシャになる
- 保温効果はない
ちょっと高価
とても高機能なフーディニ。お値段は税込14850円です。 (2020年5月現在)
少々お高いですね。
リサイクルナイロン100%のジャケットだから、よしとしましょう。
かなりクシャクシャになる
小さい状態から広げるとかなりクシャクシャです。
忘れた頃に、クシャクシャじゃなくなるので安心してください(笑)
保温効果はない
フーディニは、風をシャットアウトすると温かく感じる物なので、それ自体に保温効果はありません。
保温が必要なのであればフリースやダウンが必要です。
まとめ:Patagonia(パタゴニア)の『フーディニ・ジャケット』は万能!
- 登山・旅行・街中・季節を問わない
- 持っててよかった万能アイテム
次は、パタゴニアのフーディニエアについてレビューを書きたいと思います!
まるなな