【レビュー】電気代節約!超省エネ・足元電気ストーブで車中泊をしてみた【TOHO ビームヒーター キューブ使用レポ】

こんにちは!『軽キャン女子』まるななです。
軽キャン「テントむし」で北海道を旅し、各地のグルメや温泉・登山・キャンプの様子をYouTube・ブログ・Yahoo!ニュース・エキスパートにて公開中しています!

YouTubeチャンネル『まるななちゃんネル』
Yahoo!ニュース・エキスパート『まるなな』

寒い時期の車中泊で困るのが「車中泊の暖房問題」

車中泊に限らず、足元の冷えは身体全体の冷えにつながります。

「足元だけちょっと暖房が欲しいけど、つけっぱなしにすると電気代が心配。」

そんな救世主になるかもしれないアイテムを購入したので、使用感をレポートします。

消費電力200Wの暖房は使えるのか?

TOHOで販売するRELICIA ビームヒーターキューブ BH-400という電気ヒーターを実際に使ってみました。

いきなりですが結論です。

200Wにしては暖かい。ただし部屋全体を急激に暖める物ではない。

ビームヒーターという名前の通り、前面は暖かいです。200Wなのにこれはすごい。

でも部屋全体を温めるものではないです。

しかし、車中泊のように狭い空間を空気を汚さずに温めるのはよいかもしれません

内側から温める足元暖房としては最適

前面が暖かくなるので、足元暖房としてはよいですね。

そのため上部や左右は、それほど熱くはなりません。(とはいえ設置の際は、ある程度開けておく必要があります)

消費電力は、本当に200W。

長い時間暖房つけっぱなしだと電気代が気になるところですが、一般的な製品だと消費電力が、弱で300〜400Wというのもあるので、200Wというのは嬉しいですね。

劇的に車内が温まるものではないですが、暖房の前に足を置くと、一般的な暖房とは足の温まり方が違うように感じました。

一般的な暖房の前にいると、体の表面がジリジリと焼けるような感覚ですが、ビームヒーターは、内側からジワジワと温かくなる不思議な感覚です。

出典:Amazon

商品説明によると「遠赤外線効果」で内側から暖かくなるそうです。

たしかに体の表面だけでなく、内側から温められる感覚がありました。

実際に車内で使ってみた

小さな消費電力で車中泊で実際に使えるのか、どれくらい電気を消費するのか1時間ほど実験してみました。

テスト環境
  • 試験時間:60分
  • 外気温:7.1度
  • 車内温度:15.3度
  • ポータブル電源:ECO FLOW River Pro(容量720Wh)
  • ポタ残量:96%

計測結果

  • 経過時間:10分後
  • 消費電力:200W
  • 車内温度:16.6度
  • ポタ残量:90%

200Wを10分使うと、ポタ電を6%消費し、車内温度が1.3度上昇しました

ここで200W→400Wに変えてみました。消費電力は403Wを示しています。

  • 経過時間:20分
  • 消費電力:400W
  • 車内温度:18.6度
  • ポタ残量:81%

400Wで10分使う(スタートから20分)と、ポタ電を9%消費し、車内温度が2度上昇しました

ここで400W→200Wに戻し、温まった空気を撹拌するため扇風機を追加しました。

  • 経過時間:30分
  • 消費電力:200W
  • 車内温度:20.3度
  • ポタ残量:75%

200Wで10分使う(スタートから30分)と、ポタ電を6%消費し、車内温度が1.7度上昇しました

このまま継続して使い続けます。

  • 経過時間:40分
  • 消費電力:200W
  • 車内温度:21度
  • ポタ残量:69%

200Wを10分使う(スタートから40分)と、ポタ電を6%消費し、車内温度が0.7度上昇しました

このまま継続して使い続けます。

  • 経過時間:50分
  • 消費電力:200W
  • 車内温度:21.3度
  • ポタ残量:61%

200Wを10分使う(スタートから50分)と、ポタ電を8%消費し、車内温度が0.3度上昇しました

  • 経過時間:60分
  • 消費電力:200W
  • 車内温度:21.8度
  • ポタ残量:55%

200Wを10分使う(スタートから60分)と、ポタ電を6%消費し、車内温度が0.5度上昇しました

計測結果のまとめ

60分計測結果
  • 計測時間:60分
  • 消費電力:200W×5回・400W×1回
  • 車内温度:15.3度→21.8度(6.5度上昇)
  • ポタ残量:96%→55%(41%消費)

400Wは、なかなか強力でした。

200Wを10分間使用したポタ電の消費量が平均6%だったのに対して、400Wの場合は、9%になったので200W→400Wに変更した消費量が単純に倍になるわけではないようです。

400W→200Wに落としたあとも、1.7度の温度の上昇がありましたが400Wで暖まった空気を撹拌したことによる温度上昇かと思います。

60分が経過しヒーターを止めた途端、ヒヤっとした空気を感じたので、急に暖かくなるわけでないですが、やっぱり暖かかったんだな。という印象です。

RELICIA ビームヒーターミニのサイズについて

2Lのペットボトルと比較しました。電気ストーブとしては、小型の部類かと思います。

角度は2段階で調節可能です。

ケーブル長は、約1.8mです。

重さは約1.9kgと片手で持てる重さで、転倒OFF機能があります。

商品概要

【商品名】TOHO ビームヒーター キューブ
【品番】:BH-400
【本体重量】約1.9Kg
【コードの長】約1.8m
【外形寸法】約230(W)x約184(D)x約253(H)m
【電源】AC100v 50Hz/60Hz
【消費電力】200/400W
【ヒーター切り替え】2段階(弱/強)
【角度調整】手動約20度
【安全装置】転倒OFFスイッチ・湿度ヒューズ・温度過昇検知サーモスタット

RELICIA ビームヒーターキューブ・メリットデメリット

RELICIA ビームヒーターキューブ・メリット

  • 消費電力が200W〜と省エネ
  • 内側からじんわりポカポカ
  • 400Wはまぁまぁ強力
  • 足元暖房としては優秀

RELICIA ビームヒーターキューブ・デメリット

  • 急には暖かくできない
  • 車内全体を暖めようとすると物足りないかも
  • 値段が高い

RELICIA ビームヒーターキューブ・まとめ

なんと言っても消費電力が、弱200W・強400Wと消費電力が少ない。

一般的な電気ヒーターは、弱でも300Wくらいなので、やはり200Wは消費電力は少ない方ですね。

720Whのポータブル電源だと2時間くらいでしょうか。

使い方は、朝と夜1時間くらい使うといった感じなりそうですね。

じっくり使いたいのなら、電源のあるRVパークやキャンプ場だと気兼ねなく使えそうです。

消費電力が少ないので、普段は机の下など足元で使って、車中泊でも持ち出せる。いった使い方がいいかもしれません。

ちょっと残念なのが、値段が8,000円前後とお高め。

また、新製品としてTOHO 【RELICIA】 ビームヒーターミニ RLC-BHMINIとして、ホワイトとライトブラウンで2色販売されているようです。

こちらの方が、部屋のインテリアには馴染みおしゃれですね。商品概要は同じようです。

しかし、遠赤外線効果は、他のヒーターにはないメリットかと思います。

他に省電力のヒーターは?

昨今の電気料金値上げで各社、省電力ヒーターを出すようになってきました。

他メーカーの消費電力が少ない暖房を探してみました。

ユアサプライムス電気ストーブ(YKT-D400E)
消費電力200W・400Wと少なく、小型でおしゃれです。

アラジン 遠赤外線 グラファイトヒーター200W/400W(AEH-G407N)
なんとアラジンの電気ストーブで消費電力も少なく、おしゃれ!

コイズミ カーボンヒーター(KKH0430H)
消費電力200W・400Wと少ないカーボンヒーター

YouTubeやっています

こんにちは!『軽キャン女子』まるななです。
軽キャン「テントむし」で北海道を旅し、各地のグルメや温泉・登山・キャンプの様子をYouTube・ブログ・Yahoo!ニュース・エキスパートにて公開中しています!

YouTubeチャンネル『まるななちゃんネル』
Yahoo!ニュース・エキスパート『まるなな』

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です