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参考
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軽キャンピングカー乗りの本音
「軽キャンピングカーいいよね!憧れる!」
よく言われますし、私も実際にそう思っていました。
でも、実際4年間乗ってみた率直な感想は
「万人に勧められる物ではない」
と感じています。
軽キャンピングカーが人気になっていますが、良いところだけがクローズアップされている印象があります。
まずは、4年間実際に乗ってみてわかったデメリットの記事を読んでから、このメリット記事を読んでいただければと思います。
またデメリットは他の軽キャンでは触れられていない実際に乗って実感したことも正直に書いています。
軽キャンピングカーとは?
▼ 軽キャンピングカー『テントむし』
私が乗っている軽キャンピングカーは『テントむし』と言う『キャブコン』と呼ばれる車です。
小さいけど、見た目は完全にキャンピングカー。(移動販売車?言われることもありますが(笑))
軽キャンピングカーのキャブコンタイプは、一般的に軽トラをベースに荷台の部分に『シェル』と呼ばれる居住スペースを積載しています。
運転席と、ダイネット(居住スペース)とは行き来ができ、小さいながらもシンクやテーブル・ベッドが設置され、キャンピングカー要件を満たせば『8ナンバー』を取得できます。(軽自動車での8ナンバーは4ナンバーとほぼ同等なので車検は2年に1回・重量税などは軽貨物扱い)
このほかには、軽ワゴンのような見た目の『バンコン』と呼ばれるものもあります。
軽ワゴンベースとは、車の性能面や居住性で若干違いがあるため、今回は私が乗っている『テントむし』の『キャブコン』タイプのメリットを中心について話をします。
軽キャンピングカーは維持費が安い
▼軽キャンピングカー『テントむし』
- 軽の方が本体価格は安い
- 税金が安い
- タイヤが安い
- 保険が安い
- 高速料金が安い
- 維持費が安い
やはり軽キャンピングカーの一番のメリットは、金額の安さにあります。
本体価格が安い
この安いというのは「普通のキャンピングカーより安い」という意味なので新車はちょっとした高級車並みの金額です。
新車の軽キャブコンの場合、本体価格+オプションのため、350〜400万以上をみておいて欲しいです。
最近は中古の軽キャンピングカーもあり、走行距離にもよりますが安いと150万円台〜、標準は200万円台〜というのが相場かと思います。
税金が安い
税金は安いです。重量税などは軽8ナンバーなら軽貨物の4ナンバーと同等金額です。
車検も軽自動車と同じくらいです。
軽自動車税は市町村によって異なります。
一般的には軽貨物の4ナンバーと同じところが多いですが、軽乗用車と同じ金額のところもあれば、市町村独自の金額のところもありますので、お住まいの市町村にご確認ください。
タイヤが安い
軽キャブコンは、ベース車が軽トラなので軽トラのタイヤを履きます。北海道は夏タイヤとスタッドレスタイヤを履き替えるので、タイヤが安いので助かります。
2020年の維持費について記事にまとめているので、こちらもどうぞ!
車検やエアコン修理で維持費が高めになっています。
軽キャンピングカーの運転について
▼軽キャンピングカー『テントむし』
- 目的地まではゆっくりでもいい
- 小回りが効く
- 駐車場に困らない
- 普段の足としても使える
目的地までゆっくりでもいい
軽キャンピングカーは走らない。とよく言われます。
私は、免許を取得した時から、軽自動車ばかり乗り継いできました。たまに普通乗用車は、仕事や代車で乗るくらい。
キャロル→ワゴンR→パレット→テントむし
たまに以前乗っていた、スズキのパレットを運転することもありますが、パレットですら「なんか高級車みたい」と感じてしまうくらいです(笑)
以前、ワゴンRのノンターボに乗っていたので、同じくらい?という印象で思ったほど悪いとは思いませんでした。
ですが普通乗用車に慣れている方なら、「走らない」と感じるかもしれません。
現行の軽キャンピングカーのベース車は「ハイゼットトラック」4ATが主流になっていますので、私のスクラムトラック3ATよりは改善していると思います。
これは個人差があるので、ご購入を検討している方は是非試乗してみて欲しいです。
キャブコンの軽キャンピングカーを乗るなら、とりあえず走りは二の次!と割り切りが大事です。
小回りが効く
普通の軽自動車と取り回しは、ほぼ変わりません。
片側2車線あれば内側の車線からでも、余裕でUターンできます。
駐車場に困らない
稀に古いタイプの立体駐車場に入れないこともありますが、青空駐車場ならば駐車に困ることはないです。
軽自動車専用の枠にも入ります!
普段の足としても使える
軽キャブコンは、買い物や病院へ行くための普段の足としても使えます。
特に車で待つことは大得意
混雑する店や、家族の病院の付き添いなど、長時間車内で待つことがあっても何の苦にもなりません。待ち時間すら寛ぎの時間となるはず!
軽キャンピングカーの居住空間
▼軽キャンピングカー『テントむし』の車内
軽キャブコンの最大のメリットは、やはり居住空間です!
走りは二の次。『居住スペース』にスキルを全振りした車なのです。
たしかに運転の面ではデメリットが多いかもしれません。
でもいいのです。早く目的地に着かなくても!
広い北海道。どうしてもスピードが出がち。
でも、軽キャブコンならそもそもスピードでないので疲れたら荷台部分へ移動し仮眠をとったり、ゆったりお茶を飲んで休めばいいのです。
いつでも車中泊ができるので、混雑を避けるため頑張って早朝起きなくても、寝る準備だけして夜のうちから出発し疲れたらどこかで休む。
軽キャンピングカーの、最大のメリットは居住スペースにあると思います。
- 防音に優れている
- 断熱に優れている
- 居住空間が広くて完全に部屋感覚
- 足を下ろして座れる
- 網戸がある
- 立って着替えができる
- ポップアップは補助して最高
- とにかく目立つ
- 見た目がキャンピングカー
防音性に優れている
軽キャブコンは、窓が少なくシェルで囲われているため周りの騒音は一般的な車より聞こえにくいと思います。
さすがに隣に止められてのアイドリングはうるさいですが、1台くらい開ければ周囲の音はあまり気になりません。
断熱性に優れている
窓が少なく断熱が入ったシェルのため、断熱性に優れています。
外気の寒さをシャットアウトはもちろんですが、窓が少ないため直射日光が車内に入りにくく、車内の温度が上がりにくいです。
北海道ということもありますが、晴れた日でも車内が35度以上になることはほどんどありません。
(車種によっては、エンジンからの熱が車内に篭ることもあるようです。)
居住空間が広く完全に部屋
居住スペースは、 居住空間が車という感じではなく『部屋』でとても落ち着きます。自分が車内にいることを忘れてしまうほど『自分だけの個室』。
居住スペースは、軽バンコンタイプより広いと思います。
例えるなら『小さい頃憧れた秘密基地』のような。押し入れに篭るのが好きだった方には夢のような空間♪
外出先なのに、自分の秘密基地を持ち出せるのです。
ドアを開けたら自分の部屋から、夕日の沈む海だったり、木陰が気持ちよい森だったりします。どこでもドアみたいな気分(笑)
またベッドはセミダブルまたは、シングルベッドと同サイズです。
1人ならばセミダブルベッドで広々眠れます!
快適すぎて家で寝てるのと同じ感覚になるので、目を覚ましたら「あ。ここ家じゃないんだった。」って思います(笑)
車のレイアウトによってはベッド展開をすることなく、いつでもそのまま寝られます。
▼軽キャンピングカー『テントむし』ベッド
足を下ろして座れる
軽キャブコンは、足を下ろして座れるレイアウトが多い。(軽バンコンでも足を下ろして座れる車種がないわけではないですが少ないと思います。)
長時間車内で足を伸ばしたままの姿勢でいるって、かなりストレスでした。
例えば、車内でパソコンを使って作業をしたり、食事をしたり、本を読んだりする時でも、足を下ろして座ったほうが楽なのです。
もちろんベッド状態にすれば、お座敷スタイルにもなり、どちらにも対応可能というのが、狭い車内では意外と重要だったりします。
『足を下ろせる』というのがキャブコンを選んだ理由の1つです。
▼軽キャンピングカー『テントむし』車内
網戸がある
この車に変えて地味だけど『いいな』と思ったのが網戸。
本当に網戸めちゃ便利です!キャブコンタイプなら絶対ついているはず…たぶん。
普通の車も、網戸を標準使用にして欲しいくらい!
ちょっと換気したいなって時でも、何の準備をすることなく、虫が入ってくるかも?という心配もなく、家と同じ感覚で窓を開けるだけなのです。
立って着替えができる
ポップアップを上げなくても中腰で着替えができるのが、かなり便利!
想像してみてください。立ち上がらずに着替えするのて結構大変なんですよ。
ポップアップは補助として使うなら便利
ポップアップありきで就寝人数を決めるのは危険ですが、補助として使うなら最高のアイテムです。
荷物を2階部分にあげたり、換気もできるし、車内がグッと広く感じ解放感があります。
外の音も入ってくるので、車内に居ながらにして鳥の鳴き声・波の音・風で木々が揺れる音を聞きながら眠ることもできるのです。
ポップアップについては、別の記事にしておりYouTube動画でも紹介しています。