【テントむし】軽キャンピングカーにFFヒーター(暖房)は必要?実際の使用感について

まるなな

こんにちは。まるなな()です。

2017年3月に軽キャンピングカー『テントむし』を購入し、3回目の冬を迎えています。

キャンピングカー購入の話で、たびたび議論される『FFヒーターはつけるべきか否か』について考えてみたいと思います。

FFヒーターとは

キャンピングカーのFFヒーターとは、ざっくり言うとエンジンを切った状態でも車内を温めることができる暖房(ファンヒーター)です。電力は車のメインバッテリーとは別のサブバッテリーを使い、燃料は車のガソリンを使います。排気は外に行い、車内の空気が汚れる事はありません。

FFヒーターは標準装備であることは少なく、追加オプションであることが多いです。

値段は『北海道キャンピングフェスティバル』の過去記事を確認したところ、軽キャンピングカーのFFヒーターは21万5千円〜23万円が相場でした。

やっぱり高いね(・᷄д・᷅)

FFヒーターを設置するべきか否か?

私が購入したのは、鹿児島のキャンピングカービルダー『バンショップミカミ』の軽キャンピングカー『テントむし』の中古車です。

オプションのFFヒーターは前オーナーさんが設置したものです。この軽キャンカーを選ぶ際FFヒーター設置車であることが絶対条件でした。

もしキャンピングカーの中古車をお探しの方は ぜひFFヒーターが設置されているものをお探し下さい!

自分で設置するとなると、20〜30万円を車両と別に用意しなければいけません。また後付け出来ない車両もあるようです。

果たしてFFヒーターに30万をかける価値があるのか?

ちなみに私は北海道在住の私の結論は

 

北国には必須装備です!

 

北海道でFFヒーターを使わない時期は、6〜9月までです。

12月〜3月までは、マイナス10度は当たり前ですし、札幌近郊でもマイナス20度になる場合もあります。

マイナス20度で暖房なし車中泊はよほど気合が入ってないとできないでしょう。私自身も、テントむしに乗る前は1〜2月は車中泊をお休みしていました。

 

結論

まるなな

北国の人(頻繁に行く人)は迷わずFFヒーターを設置しましょう!

FFヒーターがあれば行動範囲がさらに広がり車を活用できる!

北国ではない地域は?

うーん!非常に難しいです(・᷄д・᷅)

最低気温が0度を下回らない地域ならなくていいかな?

 

寒さって、人によって感じ方違うじゃないですか。

私は、室温10度台は寒い人なので、暖房ないと生きていけないです(笑)

寒さに強い人なら0度くらいまで、厚着、湯たんぽ、カイロ、電気毛布、カセットガスストーブ(自己責任で)でしのげるかな?

もちろん、これらの商品は車内での使用は禁止されています。
しっかりと換気をし、一酸化炭素警報機を設置することをオススメします。

OBEST 防災グッズ 電池式 バッテリー取り付け簡単 ブラック
OBEST

AONSO 防災グッズ 検出器 アラーム デジタル表示付き 壁掛け式 取り付け簡単
aonso

多少はガスの臭いがありますし、ペットやお子さんがいる方の使用はオススメできません

冬の車中泊は寒いので、本当に寒かったら宿を取ったっていいと思います。

そこまで冷え込まない地域ならFFヒーター分元が取れるとは思えない。

「スキー場に行く」とかなら必須だろうけど、そうでもなければ20〜30万もかける必要があるのだろうか?

でもでも!!FFヒーターはすごくいいです!!

もしFFヒーターを迷っているなら、まずは車内の断熱やソーラーパネルやバッテリーを強化した方がよい気がします。

FFヒーターも電気を使うので電力がなければただの箱です

まずは電気系統に力を入れた方がいいかな。と思います。

まるななのテントむしも2019年秋にソーラーパネル(100w)を設置しました。サブバッテリー(105A)の外部充電をする機器は付いているのですが自宅にコンセントがなく、実家に帰った時に充電するようにしていました。

一晩付けっぱなしで過ごしたら、1泊しか持ちませんでした。

私は超寒がりで、冬季の室温は最低でも20度ないと生きていけないのでFFヒーターは必需品です(笑)

これが、私が実際に使ってみて思った感想です。

 

でもでもね。

 

せっかく車中泊で遊びに来ているのに「寒い寒い」って耐えながら過ごすってなんかちょっとツライです。

車内でも家と同じく暖かくヌクヌク過ごしたいですよね。

FFヒーターが設置されていない車中泊ブログ記事を見ていると、色々なものを試してFFヒーターの代用になるものを探していますが、安全面と手軽さを考慮したらやっぱりFFヒーターって最強なんです

私も、テントむしに乗る前に色々試しましたが、結局はFFヒーターが欲しいという結論でした。

FFヒーター暖かいです!!出来ればつけた方がいいと思うのです

実際に使用した感想

  • 温度調整が難しい
  • 意外とうるさい
  • 外も音がする
  • 乾燥する
  • 電気を使う

テントむしのFFヒーターは『エバスペッヒャー社』古いタイプです。以下の症状はうちのFFヒーターだけかもしれません。

【温度調整が難しい】

暖房をONにすると急激に温度が上昇します。車内が28度くらいになったら自動で停止しますが、車内温度が15度くらいにならないと再び付かないです。
この現象は気温が暖かい時期に多く、外気温がマイナス10度くらいの方が、弱めの温風が出続け快適です。

【意外とうるさい】

最新のタイプはかなり静かになったようですが、古いタイプの作動音は「カンカンカン」というポンプの音?と「ゴーッ」というファンの音がします。
私は、元々静かなところでないと寝られない性分で最初は「うるさくて寝られない!」と思ってましたが、そもそも車中泊自体がうるさいものなのでもう慣れました(笑)
気になる方は耳栓を用意した方がいいかもしれません。
寝ててもFFヒーターの音で目が覚めることはなくなりました。

【外もうるさい】

FFヒーター動作中に外に出るとアイドリングまではいきませんが、ヒーターの動作音がします。
キャンプ場など夜の就寝時など静かな場所の使用は避けた方がよいと思います。
道の駅はいろんな音がするので、動作音は他の騒音でかき消されます。
一応、FFヒーターが設置されている助手席側に、隣り合って駐車しないように気は使ってます。

【乾燥する】

やっぱり乾燥します。寝る前に濡れタオルを設置します。
でもこれはあまりデメリットとは思っていなくて、寝ている間の人の呼気や結露で車内の湿度が100%近くなっていることがあります。
FFヒーターを使っている時は、車内が乾燥するので湿気対策には効果があると思っています。

まるなな

FFヒーターにはメリットデメリットはありますが、冬でも車内が暖かく快適に車中泊できるというのは最高です!FFヒーター設置の参考になればと思います。ツイッター()にてブログ更新のお知らせをしています。宜しければフォローお願いします(*´▽`*)

※この記事は2018年1月19日に投稿し、2019年12月にリライトしました。

5 COMMENTS

こぐまちゃん

私は千葉県なので、軽キャンを購入する際に販売店の方に「いらないでしょう。」と言われ値段を抑えることもあり、納得してしまいました。まあ、初めての冬ですが、今のところ必要を感じてはいません。あと2か月の寒さは、軽の狭さではボアの電気敷き毛布で十分です。でも、北海道は別物ですね。

返信する
まるなな

こんにちは♪
販売店さんの言うことは正しかったんですね。決して安くはないので悩んでしまいますが、電気毛布と厚着で充分いけると感じました。
今回の記事は東京あたりを想定して書いたので、実際に関東に住んでる方の貴重な意見を聞けてよかったです。
ありがとうございます(*´ω`*)

返信する
まるなな

まったく同意見です!
FFヒーターは雪国で氷点下か当たり前の環境じゃないと30万もかける必要ないですよね。私も東京あたりではいらないと思います。
氷点下で車中泊するのなら必須ですね。1、2月の北海道は寒すぎて車中泊はしていませんでしたが、今はFFヒーターのおかげで年中車中泊できるようになりました。
最近のはたいぶ静かになったみたいですが、私のはコツコツとうるさいです。
実際に使ってみないとわからないものですね。わかってきたことは次回に活かそうと思います(*’▽’)

返信する
池太郎

サブバッテリーとインバータ強化して、ソーラーパネル付けてセラミックヒーター使ったらどうでしょう?夜間どれだけサブバッテリー持つかが心配ですけど。俺も北海道で、車中泊に興味があります。中古の車中泊仕様軽貨物自動車を買うか、今乗ってるハイゼット・カーゴクルーズターボを車中泊仕様に改造するか迷っております。

返信する
まるなな

私は電気系統全然詳しくないのでわからないですが、家庭用エアコン搭載して、バッテリー3つ、ソーラーパネル付きのキャンピングカーでもFFヒーターを付けていますね。
北海道の冬の車中泊は1月2月は普通の車でも工夫次第ではできますが、外気温がマイナス20度は当たり前なので、安いホテルに泊まった方がいいかもしれません。
よい出会いがあれば車を買うのもありですよね♪作る時間があったりDIYが好きならとりあえず車中泊仕様に改装して自分に何が必要か見極めてから車を買うのもいいかもしれません。

返信する

まるなな へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です