【車中泊】極寒マイナス24℃の冬の車中泊で寝る方法と注意点(防寒対策)

まるなな

こんにちは。まるなな()です。

久しぶりの更新です!
最近は、YouTubeの投稿ばかりでブログを放置気味でしたが、ブログを辞めたわけではありません。

おかげさまでYouTubeの登録者数が1万人を超えることができました!
ありがとうございます♪

ひと区切りがついたので、ブログにも力を入れていきたいと思います。よろしくお願いします!


参考
まるななちゃんネルYouTube

先日公開した動画で、2020年の大晦日に車中泊で、予期せず外気温が『マイナス24度』になりFFヒーターを使わずに寝てみた。という動画を公開しています。

その時の寝具や服装と注意点について書いていきたいと思います。

YouTube動画はこちら

極寒車中泊はおすすめしない

基本的には極寒の車中泊はおすすめしません!

極寒で車中泊しておきながら、何を言ってるの?って感じですが(笑)

私は、『テントむし』という軽自動車規格のキャンピングカーに乗っています。

真冬に車中泊をしたくて、エンジンをかけなくてもサブバッテリーで動作する『FFヒーター』という設備があるこの車を購入しました。
おかげで、気軽に冬でも快適に車中泊ができるようになりました。

上記の動画は、FFヒーター使わずに寝るという実験的な動画なのです。

万が一、旅先でFFヒーターが使えなくなった時や、雪害で車中泊を余儀なくされたことを想定してのいわば『訓練』です。

そのため、まるなながいつも極寒で寝ているわけでありません(笑)

また、『極寒』と一言で行っても、人によって極寒の定義は違いますよね?

マイナス1桁台で極寒と感じる人もいるでしょうし、マイナス20℃以下じゃないと極寒とは言えないと思う人もいるでしょう。

ここではマイナス10度以下で車中泊するということを想定して話を進めたいと思います。

そして、私のように生まれも育ちも北海道の寒さに慣れた人間と、雪は年に数回しか見かけないという方は、感覚が違うということも考慮していただければと思います。

極寒で使えない物がある

北海道の冬の極寒車中泊

まず極寒車中泊で使えなくなるかもしれない 物がある。ということを知っておいて欲しいです。

  • カセットガス缶
  • ポータブル電源
  • マルチシェードの吸盤

カセットガス缶

家庭用のカセットガス缶(CB缶)は氷点下で放置し冷え切ってしまうと、使い物になりません。
火が全くつかないわけではないですが、お湯を沸かせるほどの火力にはなりません。

寝る前は、冷えすぎないようにガス缶を寝具に入れ一緒に寝た方がいい と思います。

また、カセットガス暖房は火力を維持できずに消えてしまうことがあります。

停車するまでは車内が暖かいはずのなので、車内が冷えきる前にガス暖房を使うという手もあります。

ただし、狭い車内でガス暖房などの火気を使うには、転倒による火災や一酸化炭素中毒のリスクがあるため、おすすめできません。

注意

一酸化炭素警報機を設置する、窓を開け換気する、暖房が倒れないようにするなど、利用する際はしっかりと対策をし自己責任でお願いします。

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ポータブル電源はあてにならない

寒ければ「ポータブル電源で電気毛布を使おう」と考えている方もいるでしょう。

冷え切ったポータブル電源は使えない可能性があるということを覚えておいて欲しいです。

寒すぎて携帯電話が落ちてしまうという経験はないでしょうか?それと同じで満タンだったはずの残量があっという間になくなってしまうことがあります。

お使いのポータブル電源の環境温度を確認しましょう。

ぎりぎりマイナス10℃台では使えるかもしれませんが、マイナス20℃台ではほぼ使い物にはならないと考えたほうがよいでしょう。(クーラーボックスにカイロを入れ冷えすぎないようにするという方法もあるようです。)

そもそも極寒で電子機器はあてになりません。

マルチシェードの吸盤はくっつかない

窓の防寒のため、マルチシェードを使う方もいると思います。

窓ガラスが凍りつき、吸盤がくっつかないところがいくつか出てきます。

氷をとかしてくっつけても、気がついたらいつの間にか剥がれてしまいます(笑)

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私の極寒車中泊時の寝具

北海道の冬の極寒車中泊

使っている寝具を内→外の順で紹介します。

  • ウォームアップシーツ(モンベル)
  • ダウンハガー#2(モンベル)
  • 丸洗いやわらかシュラフ(ロゴス)

基本的にはFFヒーターを使って寝るので、寝具は最低限の物しか積んでいません。

私は超がつくほど寒がりです。

今はこれで寝ていますが、これが最適解だとは思っていませんが、これと似た物があれば、極寒車中泊は可能だと思っています。

ウォームアップシーツは普通の毛布でいいし、ロゴスのシュラフは家庭用羽毛布団で代用できます。

ただ、これだけは絶対に外せないアイテムは『マミー型のシュラフ(寝袋)』です。

極寒で普通の掛け布団で寝ると、どんな暖かい布団でも必ず隙間ができてしまい、肩まわりと頭が寒いのです。

これは、極寒車中泊には必須アイテムだと考えています。

高価ですが、マイナス25℃対応できる登山用の厳冬期シュラフがあれば最強でしょう!(たぶん(笑))

ダウンパンツや寝具についての記事もありますので、ご覧ください。

極寒車中泊の服装

北海道冬の極寒車中泊

何度も言いますが、私は超が付くほどの寒がりです。

これが今現在の極寒車中泊の服装で、これだけ着ていればマイナス20℃くらいでも暖かく寝ることができます。

貼るカイロは必須アイテム

極寒車中泊では、貼るカイロは絶対必要で予備も必ず積んでおいて欲しい!!

体が冷えてしまうと、自力で暖かくすることは難しいですし、もし仮に上の装備だけで足りなかったとしてもカイロの個数を増やせば快適に眠れます。

もちろん、貼る場所も重要!

私は肩甲骨の間に1枚と腰に1枚貼っています。

私はフリースの上から貼っています。低温火傷にご注意ください!

心臓付近を温めれば、暖かい血液が足先まで運ばれるので足まで暖かいです。

私は面倒なので使ってませんが、足の冷えは気になる方は『湯たんぽ』を入れるといいと思います。

極寒車中泊での車内の防寒

北海道冬の極寒車中泊

窓はシェードで塞ぐ

冷気は窓はから入ってきます。
窓は必ず塞がなければなりません。カーテンで、下から冷気が入り込みます。

市販のマルチシェードが防寒対策では優れていますが、なければ銀マットで自作してもいいと思います。窓は必ず塞ぎます。

ベッドにも防寒対策

いくら暖かい布団をかけていても、ベッド下から来る冷気をシャットアウトしなければいつまで経っても、布団の中が暖かくなることはありません。

銀マットやキャンピングマット、最低でも100円ショップでも販売されている銀シートが必須です。

極寒車中泊で気をつけること

寝具、服装以外にも気をつけたいことがあります。

エンジンのかかりが悪くなる

車に詳しくないので、間違えていたらすみません。
寒冷地仕様の車は通常よりも容量の大きいバッテリーを積んでいるそうです。
寒冷地仕様車でも、寒すぎるとエンジンがかからなくなってしまうことも考えられます。
また、古いバッテリーもエンジンがかかりにくくなることがあるので注意が必要です。

あらゆる物が冷凍される

前日に買っておいた、おにぎりやお茶も冷凍されてしまいます。
コップに入れておいた飲みかけの飲み物も凍ってしまいます。

凍っても温めればいいじゃん?と思うかもしれませんが凍ってしまうとペットボトルから水は出てきません。凍らせない対策が必要です。

前日の夜に、お湯を沸かし保温ボトルに入れておけば、寝起きでもすぐ飲み物が飲めます。(温くなってちょうどいい温度になる)


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ライターはつかない

寒すぎるとライターつきません(笑)
ポケットに入れて寝るといいと思います。

窓が開かない

窓が凍って開かなくなることがあります。
火を使う際、換気ができません。

電子機器の電源が勝手に落ちる

スマートフォンやカメラなどの電子機器の電源が勝手に落ちます。

私はスマートフォンも布団に入れて一緒に寝ます。

まとめ

FFヒーターのない車での極寒車中泊はおすすめしませんが、しっかりと対策をすれば問題なく暖かく眠ることはできます。

雪国で車に乗られる方は、吹雪で立ち往生し車内に何時間も車内で過ごすことになるかもしれませんので、ダウンジャケットや毛布とカイロくらいは車内に積んでおいた方がよいと思います。

毛布は、座布団カバーに入れクッションとして使うのがオススメですよ。

以上が、まるななの極寒車中泊をする方法でした。

まるなな

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