【北海道】軽キャン女子が実践!冬道・雪道のコツ・運転で気をつけていること

冬道雪道運転

まるなな

こんにちは。まるなな()です。質問箱にこのような質問いただきました。

 

非常に難しい質問です。Twitterの文字数だけでは足りませんので、ブログに書かせていただくことにしました。

雪道運転って雪国の人間しか使わない特殊技能?みたいなもんですよね(笑)

私は、生まれてから北海道です。高校卒業直前に自動車学校での運転が雪道でした。冬道運転に慣れておくためあえて雪の時期に免許を取得する人もいます

冬でも毎日運転し30分程通勤していましたし、任意保険は20等級だし、今のところ一度も事故を起こしたことがないので、ちょっと偉そうに書いてもいいかな?

まるななが普段から、雪道運転で注意していることやコツなどをまとめてみました。

雪道運転はココに気をつけよう!

  • 急発進・急ブレーキ・急ハンドルをしない
  • 試しに急ブレーキを踏んでみる
  • 停止中に自分の足でどれくらい滑るか確認する
  • いつもの倍以上の車間距離を保つ
  • あえて道路の端を走る
  • 滑っても慌てない
  • 滑ったら人・電柱・車は絶対に見ない
  • 大きい道路を選ぶ
  • あえて高速道路を走る
  • 通行止め区間をあらかじめ調べる
  • 出来るだけ峠道を走らない
  • 地形図を確認する
  • 夜は走らない
  • 吹雪の日は運転しない

思いつく限りあげてみました。理由については以下のようになります。

急発進、急ブレーキ、急ハンドルをしない

…当たり前?

ですがシンプルにこれが一番なんですよ。これしかないです。

ひとくちに冬道(雪道)といっても、雪の状態によって滑り方が違います

私が怖い順で並べると

そろばん道路>ザックザクのシャーベット>氷の上に水の膜がある>テッカテカのスケートリンク>除雪直後>・・・・・・圧雪

とはいえ基本全部滑ります(笑)どのような路面状況か確認するために私がよくやる事は

充分に徐行した後、急ブレーキを踏んでみる

  • どれくらい滑るのか?
  • どれくらい踏み込むとABSがかかるのか確認します

もちろんこれらは、前後に車がいないのを確認してから行ってくださいね。

停止中に車から足を出し、自分の足でどれくらい滑るか確認する

滑るのはわかっているのですが、どのくらい滑るのかは実際に試してみないとわからないので。

いつもの倍以上の車間距離を保つ

停止する時、たとえ停止位置の前で車が停まってしまっても、少しづつ進めばいいです。
運転中も、前の車との車間距離はいつもの倍以上の車間距離をとっておきます。
峠道などのカーブでは、曲がる直前に十分に速度を落とし曲がっている最中にはブレーキを踏まない

あえて道路の端を走る

滑ってどうしようもない場合は、あえて道路の端を走ります。道路の端はアイスバーンより圧雪になっていることが多いため。

滑っても慌てない

慌てるとハンドルを切りすぎスピンしたり、対向車線にはみ出してしまうので、楽しむくらいの余裕?を持ってください(笑)

滑ったら、人・電柱・車は絶対見ない!

これめちゃくちゃ大事です!人は、目で見た方向に、無意識に進んでしまうらしいので。
人や電柱を見るくらいなら雪山に突っ込みましょう。
雪山は柔らかいこともあるので、運がよければ車も無傷で済むかもしれません。

大きい道路を選ぶ

裏道はご法度!下手すると除雪がされておらず埋まります。

あえて高速道路を走る

高速道路の方が管理がしっかりとされており、路面が凍結しないよう塩カルを撒いていたり、こまめに除雪しています。下道よりアスファルトが出てることが多く、下道より走りやすいです。雪道で特に走りたくない峠道を回避することができます。

冬季通行止め区間を調べておく

行ったのに、冬季通行止めで引き返すなんてことは、よくあります。Yahoo!カーナビで交通情報をONにしておくと通行止め情報が表示されるので便利です。

【雑記】GoogleマップのナビよりY!カーナビとYahoo!マップがオススメ!

出来るだけ峠道は走らない

距離的には峠を通った方が近いかもしれないけど、雪道だと多少遠回りでも峠を回避したルートの方が気が楽ですし、結果的には早く到着できたりします。特にGoogleマップは最短ルートを選択してしまうので注意が必要です。

地形図を確認する

上の『峠道を走らない』に続く話ですが、Googleマップには地形図を表示する機能があります。

通常のマップより地形図の方が、より高低がわかり道選びに便利です。

下は実際に私が通った道路ですが、帯広方面から弟子屈町に向かう際、阿寒湖経由(青線)でGoogleマップにナビをされましたが、地形図ならその道のりの厳しさがわかります。(帰りは黄色を通りましたがすごく楽でした)

峠は特に、山の上なので天気が変わりやすく、雪が多かったり風が強かったり気象条件が厳しいです。できるだけ回避した方がいいです。

夜は走らない

山の中で事故っても携帯がつながらないし、夜は特に誰も通りません。冬の山中でエンジン停止で動けないとか死活問題です。

吹雪の日は運転しない

正直、吹雪の日は運転しないのが一番です。

特に注意する場所

 

日没前・街の中心部・交差点・橋の上・トンネルの出入り口付近・日陰・吹き溜まりには、特に注意が必要です。

 

必要な道具

  • スタットレスタイヤ(タイヤチェーン)
  • 冬用ワイパー
  • スノーブラシ
  • 長靴
  • 手袋

兎にも角にも スタットレスタイヤは必須です
これなくして絶対雪道を走ってはいけません。

たまに 「スタットレスタイヤをして、さらにタイヤチェーンをするのか?」 と質問をいただきますが、まるななはタイヤチェーンを使ったことはありません。北海道ではあまり一般的ではないような気がします。(大型車を除く)

冬道を本格的に走るなら、スタットレスタイヤだけではなく『冬用ワイパー』もあったほうがよいでしょう。
通常のワイパー(夏用ワイパー)だと非力で窓に張り付いた雪を避けることは出来ません。

車に積もった雪を払うため『スノーブラシ』は必需品なので、ホームセンター等で買っておいてくださいね。

『長靴』もあった方が良いでしょう。まるななが使っているのは折りたたみできる長靴コンパクトに収納できます。以前記事にしていますので、よろしければご覧ください。

【道具】軽量、折りたたみ可!日本野鳥の会の長靴は登山・キャンプ・アウトドアに最適

 

軽キャンピングカーでの雪道・冬道運転について

軽キャンピングカー 北海道

まるななは『テントむし』というキャブコンタイプの『軽のキャンピングカー』に乗っています。
せっかくなので、軽キャンピングカーでの雪道運転のお話をしようと思います。

『テントむし』は通常の軽自動車より車体重量が重い為、止まりません。
意識的にかなり早めのブレーキを心がける必要があります。
2WDで停止時、前のタイヤがロックしてしまい、車体後ろからツツーッと前へ押される感覚があります。そのため、雪道を走る可能性がある場合は 絶対4WDの方がいいです!!!

まるななのテントむしは、パートタイム4WDで通常時は2WDで必要な時に4WDに切り替えができる車です。

雪が降ったら全く乗らないのなら問題ありませんが、2WDの状態では車体重量が重く、ちょっとした段差や坂道ではスリップして進むことができなくなったり、ちょっとした吹きだまりでもスタックしてしまいます。

4WDでよかったと心から思っています。

雪道を走る可能性がある方は、車体重量の重いキャブコンタイプの軽キャンは絶対4WDを選択した方が良いと思います。

 


と雪道の運転のコツや注意点を色々書きましたが、できれば車の運転はしない方がいいかもしれません。

ですが個人的には、夏の北海道もいいけど 冬の北海道はとても美しい ので、是非見てほしいんですけどね(*´▽`*)

冬の北海道雪景色

まるなな

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5 COMMENTS

上原正樹

#軽キャンパーで「まるなな」さんを発見しました。私も同じテントむしユーザーです。今年行けたら北海道を一周したと思っています。北海道は、一度も行ったことがないので時期や巡る場所のアドバイスをお願いするかもしれません。その時は、よろしくお願いします。

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まるなな

こんにちは!コメントありがとうございます(*´ω`*)
同じテントむしさんでしたか!何色テントむしなんだろう?
何色でも可愛いですよね♪
北海道は、初めてなんですね!私の知ってることならお答えできるかもしれません。
是非、北海道にいらしてください!

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上原正樹

早速のコメントありがとうございます。私のテントむしは、若葉色です。大間崎や竜飛岬から北海道を眺めてはいるのですが、なかなか津軽海峡を渡ることができないでいます。北海道へ行けるまでにまるななさんのブログを拝見して事前準備を行いと思います。ありがとうございます。

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まるなな

若葉テントむし!見たことないです。
津軽海峡は渡ってしまうと意外とサクッと渡れます。
大間崎まで行ったのならもう本当にすぐそこです!
初めての北海道の感想を聞いてみたいです☺️

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ゆたか

まるななさんは私の女神です。
雪道を走るのは、人生の内でこれまで3回位です。
普段は YouTube しか見ていなかったので、このブログがあること
は知りませんでした。

今年、初めて軽キャンで北海道周遊にチャレンジしますが、この
ブログを知ったことで、多分寿命が延びたような気がします。
本当にありがとうございました。

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