【自作】車中泊仕様に自作して後悔したこと・気がついたこと(DIYベッド・カーテン)

車中泊ベッド自作

まるなな

こんにちは。まるなな()です。

 

現在は、軽キャンピングカーの『テントむし』に乗っていますが、以前はスズキの『パレット』にイレクターでベッドをDIYし、車中泊していました。

ベッドを製作した後に「やっぱりこうしておけばよかった」という、実際に使ってみなければ、気がつかなかった点についてまとめてみたいと思います。

初代自作車中泊ベッドについては、こちらに写真等を掲載していますのでご覧ください。

 

どちらに頭を向けて寝るか問題

ベッドを製作する際、どっちに頭を向けて寝るかで悩みました。

パレット、ルークス、ハスラー、ウェイク、NBOXなどは運転席・助手席も倒さないとベッドを作れないため、ベッドの1作目を作ったときは、頭を後部座席側に向けることを想定してベッドを作りました。

後ろのほうが、なんとなく安定感ありそうだったのと、車自体が後ろの方が若干高くなっているように感じた為です。

その事を意識しすぎたせいか、水平に作ったつもりがベッドが後部座席側の方が若干高くなってしまいました。

まぁ、後ろ側を頭にして寝るんだからいいや。と大した気にせずにそのまま完成させてしまいました。

そして、実際使ってみて思ったのが…

運転席側に頭を向けることを想定して作ればよかった!!と後悔しました。

その理由は簡単です。

寝返りをうった時に、足でクラクションを鳴らしてしまうから

 

深夜早朝に急にクラクションなったらビックリです。

自分もビックリ!周りもビックリ!
 
本当に迷惑です。(ごめんなさい)

もし、完全な水平で作成したいのであれば、水平器を利用した方がよいと思います。もし水平器をお持ちでなければ、iPhoneならプリインストールアプリの『コンパス』または『計測』に水平器・水準器があるので使ってみてはいかがでしょうか?

運転席側を頭を向けるメリット

1代目の反省を踏まえ、前席側に頭を向けて寝る事を想定したのが2代目ベッドです。運転席側に頭を向けて寝るのには、いくつかのメリットがある事に気がつきました。

  • ダッシュボードに荷物が置ける
  • ドリンクホルダーがある
  • 後部座席のバゲッジ部分に固定したテーブルを設置できる

ダッシュボードは意外と荷物が置ける

パレットはダッシュボードが広く、着替えなどの荷物を乗せる
ことができました。
貴重品などを置くのはオススメしませんが就寝時、邪魔になるものを置くことができます。

ドリンクホルダーがある

後部座席にもドリンクホルダーはありますが、ペットボトルや携帯などの小物を置くのに便利です。

後部座席のさらに後ろのバゲッジ部分に固定のテーブルを設置できる

元々、2代目ベッドを製作した一番の理由は安定したテーブル が欲しかったから。

テーブルが欲しいというだけでなく『安定したテーブル』は欲しかったのです。

狭い車内で、寝食をするのです。

車内で片付けなどで動き回り、テーブルをひっくり返しては大惨事です。火のついたものを、熱いものをこぼしてしまう可能性があります。

安定したテーブルは、車中泊で非常に大事です!

安定したテーブルが欲しい

これが2代目ベッドで製作したテーブルです。

もちろんテーブル部分には荷物を置く事もできますし、食事を取る事もできます。

なんなら食事をとった後、テーブルの片付け撤去をすることなく、そのまま寝ることができます(笑)

片付けして、テーブルを除けるって結構面倒ですよ。私はテーブルを出したり片づけたりするのが面倒で、車内にテーブルを常設することにしました。

カーテンだけでは冷気は防げない

車内が見えないよう目隠しのために「カーテン」か「マルチシェード 」を作成しなければならないのですが、私は「カーテン」にしました。

理由は、カーテンなら収納場所も取らないし、閉めるだけで楽だから。

カーテンってすごく楽なんです。

車内で着替えをする時も、サッと閉めるだけでプライバシーが確保できます。

本当に作ってよかったと思いましたが、北海道の冬はそんなに甘くはありませんでした(笑)

冷気がカーテンの下から容赦なく下りてくるのです。

一応、その事も想定しカーテンは長めに作りましたが、それだけじゃ窓から侵入する冷気を防ぐことはできませんでした。

結局、銀マットを購入し『マルチシェード もどき』を自作する羽目に…。
 

 
頑張ったおかげで、車内の保温に成功しました。温度計でざっくりとチェックしていまいたが、車内温度は5℃くらい違う印象です。

やはり冬の車中泊では、窓が一番の大敵だと改めて実感することになりました。

解体と撤去を楽にしたい

  • 部品が多く解体撤去が面倒
  • ベッドモードにするのが面倒

部品が多く解体撤去が面倒

「後部座席を使いたい」・「車検」などで通常のシートに戻す際は、撤去が面倒でバラしたベッドの置き場がなく困ってしまいました。

ベッドモードにするのが面倒

このパレットでベッドモードにする時は、組み立てのために一度外に出なくていけません。特に雨・風・雪の日などは億劫でした。

また、キャンピングカーでもよく聞く話なのですが、ベッド板をはずし『ダイニングモード』にできる仕様でも、面倒なのでベッド状態のまま『折りたたみテーブル』を乗せ万年床化 しているキャンピングカーも少なくないとか。

この気持ちよくわかります(笑)

次もし、大きいキャンピングカーに乗り換える機会があれば私は絶対『常設ベッド』を選びます。

 

まとめ

というわけで、実際にベッドを作り使ってみて気がついたこと・後悔した事をまとめてみました。

全ての人に同じことが当てはまるとは思えませんが、私は車中泊ベッドを製作で上記のことを反省点としてあげてみました。

もし、車中泊ベッドを自作するにあたり参考になるといいなと思います。

パレットでの車中泊ベッド製作の経験を経て現在は、軽自動車のキャンピングカー『テントむし』で車中泊を楽しんでいます。

『テントむし』について見てみたい方は、YouTubeかこちらの記事も参考になればと思います。


【テントむし】軽キャンピングカーにFFヒーター(暖房)は必要?実際の使用感について


【テントむし】軽キャンピングカーの年間維持費(2018年分)をまとめてみた

まるなな

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